カラコンが乾きやすい原因は？
カラコンを使っていると、普通のコンタクトレンズと比べ、目が乾きやすいものです。
これは、カラコンを装着すると涙の量が減り、レンズのせいで油の膜もうまく張れない状態となり、さらにカラコン自体が目の涙を吸い取ってしまうので、目がどんどん乾いて行くためです。
これ以外、目が乾きやすい原因として、サイズ、BCが合っていないカラコンを装着すると、目に違和感を覚える意外、目とカラコンの間にゴミが入りやすくなることから目が乾燥しやすくなる、というケースもあります。
このため、サイズ、BCが合っているか、よく確かめることです。
目の乾きを事前に防ぐために
カラコンが乾きにくくなるようにするには、一つの方法として、目薬をこまめにさすことです。
最近は、カラコンを装着したままで使用できるカラコン専用の目薬も薬局で手に入ります。
目の乾き、違和感を感じたら、既にカラコンの乾燥が進み、遅いことになります。
カラコンが乾くのを未然に防ぐためには、目の乾きを感じなくてもこまめに目薬をさす習慣を身につけることが大事です。
日常のちょっとした心がけも大事
これ以外、カラコンが乾くのを防ぐには、長時間の目の酷使を避けることも大切です。
長時間パソコンに向かったりしていると、瞬きの回数も自然と減ってしまい、これによりカラコンが乾きやすくなってしまいます。
長時間の目を酷使しがちな場合、時折、蒸したタオルなどで目を温め、潤いを与えるようにします。
タオルなどで目の周りの湿度を上げると、カラコン自体が乾くのも多少防ぐことになります。
このほか、またたきの回数を意識して増やすことも、乾きを防止するのに少しばかり役立ちます。
カラコン自体が乾燥してしまうとレンズが変形したり歪んだりして、レンズが外れやすくなります。
このまま使用し続けると、レンズに傷がつきやすくなり、炎症や角膜剥離などの症状を起こすことにもなってしまうので注意しなければいけません。
